お祭りレポート

【北海道帯広市】厳寒の氷まつりは、北国ならではのあたたかさに満ちていた。

北海道の真冬のお祭り?寒すぎて立っていられないんじゃない?

そう思われる人もいらっしゃるかもしれません。厳寒の十勝・帯広で、“しばれる”夜のお祭りを体験してきました。

2019年2月に開催されたおびひろ氷まつりのレポート(体験談)をお届けします。

北海道帯広市について

帯広市は北海道の東側、広大な大地が広がる十勝地方にあります。

東京23区とほぼ同じ面積のほとんどを占めるのが畑。小麦やじゃがいも、ビート(砂糖の原料)に小豆など、わたしたちの生活になくてはならない農産物が作られています。

酪農や畜産も盛んで、その食材の豊かさは日本でも有数。何を食べてもハズレなく美味しい、それが帯広なのです。

おびひろ氷まつりについて

■名称:おびひろ氷まつり
■場所:北海道帯広市
■開催日:2019年2月1日(金)~2月3日(日)
■最寄り:JR根室本線帯広駅から無料バスで約15分
■駐車場:あり

三日間にわたって行われる「おびひろ氷まつり」。会場では朝から夜まで、様々なイベントが開催されます。

雪像や氷像の展示、氷でできた巨大な滑り台、トークライブ、そして和太鼓やサブカルパフォーマンスなどのステージと、大人も子どもも楽しめる企画が目白押し。

今回は夜の氷まつりをレポートします。

祭りの見どころ

-7℃の空気の中でも子どもたちは元気いっぱい!

マルシェやステージ、展示やアトラクションなど、様々なエリアが集まっているメイン会場内。そこでひときわ長い行列ができていたのが、巨大な氷の滑り台です。

雪と氷を使って作られたこの氷の滑り台、本当に怖いほどよく滑るんです。といっても、下は雪とお兄さんが支えてくれるのでだいじょうぶ。

子どもも大人も、ひとりでもふたりでも。「もう一回! もう一回!」と何度も滑る子も多く、一日中歓声が絶えません。-7℃の空気の中でも、子どもたちは元気いっぱいでした。

輝く氷の芸術たち。そのうつくしさにうっとり。

徐々に暗くなっていく会場の中で存在感を増していくのが、氷でできた彫刻の数々。雪と氷が光を反射して、会場はとても明るいんです。

あちらこちらで氷が輝く様は、人工的なイルミネーションとは違いとても幻想的。デートにもぴったりのロマンチックさです。

中には写真のような【氷でできたカフェ】もあり、お酒も楽しめますよ。

氷の彫刻が配置された並木道。北海道の内外から揃ったという彫刻は力作ぞろいで、その芸術性の高さに見入ってしまいます。

細かく彫られた溝が光を浴びて陰影となり、木や石とは全く違ったうつくしさ。これは本州ではなかなか見られませんよ!

アイスマルシェでほっと一息。十勝の恵みをいただきます!

さて、身体がちょっと冷えてきたかな?と思ったら、【アイスマルシェ】の出番です。どこのお祭りにも出店はありますが、ここ「おびひろ氷まつり」の出店は地元の食材が勢ぞろい。

「十勝産じゃがいものコロッケ」「十勝で育った豚のソーセージ」「十勝の和牛のカルビ」「十勝野菜のポタージュ」「十勝産のツブ」「十勝産の海鮮カレー」「十勝のおしるこ」…
ちょっと見ただけでも【ここでしか食べられないもの」】がいっぱいで迷ってしまいます。

こちらは長い行列ができていた「豊西牛」のブース。「豊西牛」とは帯広のブランド牛です。

畑のイメージが強い十勝ですが、牛肉や豚肉もあるんですよ!大樹町、広尾町など海産物が特産の町もあり、野菜からお肉、海鮮までバラエティ豊かです。

湯気だつ大鍋からよそってもらった「豊西牛大鍋」。汁が見えないほどに具材がゴロゴロと入っています!

やわらかく煮込まれた牛肉の他にも根菜がいろいろ、加えてつみれまで。これで350円とは破格です。地元のお祭りならではですね。旨味たっぷりで身体も温まり、思わずもう一度並んでしまいました。

ここでしか味わえない、北国のあたたかさ

凍えそうな寒さの中で暖をとる人々。全くの他人のはずなのに、火を囲むと自然に話が弾みます。

温室も用意されているので、いったん身体が冷えても食事をしながら温めなおすことができますよ。

熱々のご飯で身体の中から温まり、火に手をかざして身体の外から温まり、そして華やかなステージパフォーマンスや人々との語らいで心も温まり…。

寒かったはずなのにあたたかかった記憶が残るのが、「おびひろ氷まつり」。真冬の澄んだ空にあがる花火を見上げれば、「また来年も大切な人とここに来よう」と自然に思えるお祭りでしょう。

まとめ

心に楽しく・目に美しく・舌に美味しい「おびひろ氷まつり」。三日間のスケジュールの中で様々な催しがあるので、メンバーや目的に合わせて参加する時間を選んでくださいね。

今回参加したのは二日目。花火も毎日違ったものが打ち上げられるのですが、二日目の「雪原の火祭り」は会場のすぐ目の前で打ち上げられて迫力満点でした。

北海道の真冬は埃が少なく、空気がとても澄んでいます。そんな夜空に打ち上げられる花火の鮮烈さは、関東の真夏の花火とは全く情緒の違うもの。一度見たら忘れることができないでしょうね。

北海道帯広市移住情報

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MORI
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北海道在住のフリーライター。自然豊かな場所を散策するのが大好き。