平成最後の夏も終わってしまいましたね……。
みなさん夏らしい事をしましたか?
私はしました。
地元のお祭りである「盛岡さんさ踊り」に参加してきたんです。岩手県の中でも一番大きい夏祭りで、県内外からたくさんの人が訪れます。
学生の頃はパレードをあまり見ず、お祭りの雰囲気を味わうだけで充分楽しめたんですけど、今回はパレードをしっかり堪能してきました。
社会人になった今、現実に少し疲れる時もあって、お祭りの空間に溶け込んで現実逃避したいなと思ったんです。「盛岡さんさ踊り」に行って、現実を忘れてめちゃくちゃ楽しんだ体験をもとに、「盛岡さんさ踊り」の魅力を届けようと思います。
- いつもと違うお祭りに行きたいけど、どこがいいか分からない。
- 参加型のお祭りに興味がある。
- 「盛岡さんさ踊り」ってどんなお祭りか知りたい。
という人におすすめです。
※2018年8月に開催されたレポート(体験談)となります。
Contents
2018年度【ミスさんさ踊り】にインタビュー
今回【ミスさんさ踊り】の一人、石川亜理沙さんにインタビューをしました!
【ミスさんさ踊り】とは?
- 毎年5名、一般公募にて募集
- 「盛岡さんさ踊り」と盛岡の観光を全国にPR
- 「盛岡さんさ踊り」の【華】として、お祭りの雰囲気を盛り上げる美女軍団!
2018年度【ミスさんさ踊り】はこちら↓
はい、かわいい。
まず、石川亜理沙さん(以下、石川さん)に【ミスさんさ踊り】に応募した理由を聞いてみました。
そんなさんさ踊りに熱い思いを持った石川さんに、【ミスさんさ踊り】だからこそ分かる「盛岡さんさ踊り」の魅力や楽しみ方を聞いてきました!
岩手県・盛岡市は人・自然・食が魅力
岩手県民はおだやかで優しい人が多いです。
自然も豊かで春は石割桜や一本桜、夏は「盛岡さんさ踊り」、秋は紅葉、冬は雪まつりやスキーなどが楽しめます。岩手の象徴、岩手山も四季によって様々な表情を見せてくれます。
私がいちばん感動するのは星空です。いつも地元に帰ると、都会では見られない満天の星に感動してしまいます。流星群の日に、家族と庭で流れ星を鑑賞したこともありますよ。
ご飯もおいしい。盛岡と言えば、わんこそば、じゃじゃ麺、冷麺の三大麺が有名です。
じゃじゃ麺の〆に食べる卵とだし汁、肉味噌を入れた「ちーたんたん」が個人的おすすめ!それにしても「ちーたんたん」。名前の響きがかわいい……!
ふわっふわのコッペパンに好きな具材をはさんだ「福田パン」も絶品です。
「盛岡さんさ踊り」は太鼓と掛け声が魅力の参加型パレード
■名称:盛岡さんさ踊り
■場所:盛岡市 中央通り会場(県庁前~中央通り二丁目)
■開催日:2018年8月1日~4日(毎年同時期開催)
■最寄り:盛岡駅から徒歩10分
「盛岡さんさ踊り」は、太鼓、踊り、笛からなるパレードで、「和太鼓の同時演奏記録」としてギネスにも認定されています。特徴的なのが【サッコラチョイワヤッセ】という掛け声です。どういう意味なのか【ミスさんさ踊り】の石川さんに聞いてみました。
祭りの見どころと楽しみ方
大きな荷物はコインロッカーに預けて出発!
私は盛岡駅近くの美容院で浴衣の着付けとヘアセットをしてもらい、盛岡駅構内のコインロッカーに荷物を預けました。歩道はパレードを見る人たちで混雑するため、荷物は最小限にすると歩きやすいです。コインロッカーの数には限りがあるため、何人かで一緒に使うと良いと思います。
あれ、ちょっと待って。
帯がかわいい!リボンが2つ!!
美容院でやってもらうと着くずれしないし、帯も髪もかわいくしてもらえます!セットするのであれば、早めに予約しておくのがいいですね。
浴衣を着ると、お祭り気分がいっそう高まっておすすめです。年に何回も着る機会はないですし、浴衣を着て写真を撮れば、夏祭りの記念にもなります。
メイン会場は中央通!
メイン会場の中央通までは盛岡駅から徒歩10分ほど。
開催日は交通規制がされるため、公共交通機関を使い盛岡駅から歩いて向かいました。無料の駐車場はないため、使うとしたら周辺の有料駐車場になります。
パレードが始まる18時前には中央通に着いていましたが、すでにパレードを待つ人で混み合っていました。朝からレジャーシートを敷いて場所取りをしている人もいるのですが、空いているスペースを探すと結構ありますよ。
「盛岡さんさ踊り」に参加しているそれぞれの団体が出る時間帯は限られています。県庁前を出発し、中央通二丁目付近のゴール地点まで、一団体の出演時間は約40分。
私はミスさんさ集団を観たかったので早めにつきましたが、ホームページに出演順が出ているので、お目当ての団体がいる場合は、事前にチェックしておくのがおすすめです。
空いているスペースを見つけてスタンバイ。歩道は観覧スペースと通行スペースが白線で区切られているので、通行を妨げないように観覧スペースでパレードを待ちます。わくわく。
そしてついにミスさんさ集団が・・・!
こんなに近くで迫力のある華麗な踊りを観ることができます。力強い太鼓と笛の音色、【サコラチョイワヤッセ】という元気な掛け声が響きわたります。
パレードをしている人も、観ている人も自然と笑顔になっていきます。さんさってこんなに楽しかったんだ。
そしてやっぱり【ミスさんさ踊り】の踊りはすごい!指先までやわらかく、見惚れるほど綺麗。
パレードには、ミスさんさ団体や伝統さんさ踊り団体だけでなく、地元の大学生や企業団体もパレードに参加しています。
中にはユニークな踊りをしている人たちもいましたよ!
ゆっくり観たいなら有料観覧席!
立ち見をして少し疲れた後は、屋台で食べ物や飲み物を買って有料観覧席へ!
この有料観覧席、1席2,500円で「ちょっと高いかも」と思いましたが、実際に利用してみたら「買ってよかったなー」と思いました。
理由は、ゆっくり座って、食べながら観られるから。
近くから観るのも迫力があって良いのですが、やっぱりずっと立ち見をしていると疲れるし、屋台で買った物をゆっくり食べられないんです。一部、テーブルとイスのあるスペースもありますが、混んでいると座れない可能性もあります。また、座れたとしてもパレードは見えないんですよね。
でも、有料観覧席なら席が決まっているので自由に出入りできますし、ゆっくり食べながらパレードを鑑賞することができます。
席からの景色はこんな感じです。写真なので少し遠く見えますが、実際はもう少し近くに見えます。全体を見渡せることで、ぴったりそろった踊りやお祭りの雰囲気もグッと感じることができますよ。
近くには公衆トイレもありますし、観覧席の中にゴミ箱も設置されているのでかなり便利でした。
※購入方法はホームページをご参照ください。セブンチケットのインターネットサイトを利用すると、座席指定もできます。
【輪踊り】に参加しよう!
有料観覧席で休憩した後は、パレードの最後を締めくくる【輪踊り】に参加しました。
【輪踊り】は、【誰でも飛び入り参加OKで服装も自由】なので、さんさ踊り初心者でも大丈夫です!
私も見よう見まねで輪に入って踊りました!太鼓の音が体中に響いて心地いい。みんなも自由に踊っています。県民、観光客関係なく、一体となってさんさを踊る空間は、熱く盛り上がっていました。
最高のお手本が目の前に…!【ミスさんさ踊り】とこんなに近くで踊ることもできますよ!
サブ会場での演舞もおすすめ!
- 盛岡市民文化ホール(マリオス)
- JR盛岡駅前 滝の広場
メイン会場でのパレードの前に、上記会場でも【ミスさんさ踊り】・さんさ太鼓連と、伝統さんさ踊り団体による演舞を観ることができます。パレードはすぐ通り過ぎてしまいますが、こちらの演舞はじっくりと踊りを鑑賞することができます。
特に滝の広場では、ミスさんさ集団をこんなに近くで観られるんです!【ミスさんさ踊り】5人そろっての写真撮影タイムもありました。昼に見るさんさ踊りも浴衣が映えて綺麗!表情もよく見えます。
こちらは盛岡市民文化ホール(マリオス)で行われた伝統さんさ踊り。地域によって異なるさんさ踊りの魅力を感じることができます。
時間がある時はサブ会場での演舞を観るのもいいな、と思いました!
まとめ

【ミスさんさ踊り】石川さんから最後に一言
「盛岡さんさ踊り」は開催期間中、街中が笑顔と太鼓、掛け声、笛の響く音で溢れていました。私も実際に参加してみて、日々の疲れが洗い流され、「また明日から頑張ろう」と清々しい気持ちになっていました。
この記事を読んで、みなさんが「盛岡さんさ踊り」を楽しめますように。そして一緒に行った人と、心に残る夏の思い出を作れますように。
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