お祭りレポート

【富山県射水市】流鏑馬の迫力に圧倒!「やんさんま祭り」を観てきました!

勢いよく駆け抜ける馬の上から、小さな的を目掛けて矢を射る「流鏑馬(やぶさめ)」。平安時代から伝わると言われる、日本の伝統的な神事です。

かっこよくて盛り上がること間違いなしの流鏑馬、一度はこの目で見てみたいですよね。鎌倉の鶴岡八幡宮や京都の下鴨神社の流鏑馬神事が有名ですが、富山県射水市の下村加茂神社でも流鏑馬を見られるとのことで、今年初めて行ってきました!

2018年5月に開催されたやんさんま祭りのレポート(体験談)をお届けします。

富山県射水市について

富山県西部の日本海に面する射水(いみず)市。海沿いには新湊港があり、白えび、甘えび、ズワイガニ、ホタルイカにブリと、とにかく魚介が新鮮で美味しく、魚好きにはたまりません。

山には太閤山ランド、海には海王丸と、レジャースポットも充実し、見どころたくさんの土地です。昔ながらの港町風景が残る内川も、のんびり散策したくなる素敵な場所ですよ。

やんさんま祭りについて

■名称:やんさんま祭り
■場所:富山県射水市
■開催日:毎年5月4日 14:00~17:00頃
■最寄り:あいの風とやま鉄道小杉駅から射水市コミュニティバスで約20分
■駐車場:あり(駐車場内に入りきらなかった場合は、農道の脇に誘導されます)

下村加茂神社の春の大祭である、やんさんま祭り。

神社の周辺の道路を馬が歩く「走馬(そうめ)」に始まり、日本でここだけの奇祭と言われる「牛乗式(うしのりしき)」や色鮮やかな衣装に身を包んだ子供たちが境内を歩く「御旅所神楽(おたびしょかぐら)」など、地域独特の行事も見応えたっぷり。

その祭りのフィナーレを飾るのが、迫力満点の流鏑馬式です。

祭りの見どころ

商店街を馬が歩く?!走馬(そうめ)の儀

祭りの始まりは、神社から歩いて5分ほどの県道204号線を3頭の馬が練り歩く「走馬の儀」です。

普段は人や車が行き交う商店街の生活道路を、パッカパッカと歩く馬…それはとても不思議な光景です。でも、「これから祭りが始まるんだ!」という荘厳な雰囲気を感じさせてくれます。

この日は、陽が射しながらも霧雨が降っていて、馬や馬乗り役に細かな雨粒が滴り、キラキラとより輝かしく見えました。

華やかで微笑ましい、御旅所神楽(おたびしょかぐら)の儀

走馬の儀が終わると、神社の境内の中で様々な儀式が順番に執り行われます。

御旅所神楽の儀では、地元の子どもたちがカラフルな衣装に身を包んで、笛や太鼓の音と共に境内をぐるぐると練り歩きます。白塗りに赤いほっぺたが可愛らしくて、大勢のギャラリーも微笑ましく見守っていました。

大きな花笠と派手な衣装が不思議で印象的でしたが、流鏑馬の馬乗り役も花笠を被っているし、牛乗式で牛に乗る神(後述)も頭に花が咲いているし、春の祭りならではの華やかな伝統なのかもしれません。

日本でここだけの儀式!牛乗式(うしのりしき)

日本でもこの祭りでしか行われてないという牛乗式。

牛の上に乗る神さまは「王鼻」という田んぼの神様。牛に乗って牛をひざまずかせることで、その土地に農耕の神を居付かせる、という意味合いがあるそうです。

でも、この日の神様は牛に乗るのも一苦労、降りるのも一苦労…気性の荒い牛をひざまずかせるのも大変そうで、ギャラリーの笑いを誘っていました。「牛さんがんばれ!」という声も聞こえてくるような、ちょっと滑稽で和やかな儀式でした。

最後には無事、牛を座らせることができ、拍手喝采を浴びていましたよ。

いよいよ締めの流鏑馬(やぶさめ)!

境内からスタートし、鳥居の横に立てられた的に矢を射ります。私のいた場所からでは的中したかどうかは見えなかったんですが、今年はなかなかの命中率だったとか!

落ちてきた矢を、お客さんたちが駆け寄って拾うのも名物。拾った矢は神棚に供えられるそうです。

矢を射ったあと、馬乗り役は長い弓を頭上でぐるぐると回しながら、鳥居をくぐり、長い参道を走り抜けます。この弓を回す動作がまた勇壮でかっこいい!

3頭の馬でそれぞれ3回ずつこの儀式が行われるので、全部で9回の流鏑馬を見ることができます。

驚くべきはそのスピード!

駆け出してから矢を射り、弓を回しながら数十メートルの参道を駆け去るまで、ものの5~6秒ほどなんです。その疾走感がたまらなくかっこいいんですよね。

馬が走り抜ける度、沿道のギャラリーからも「おぉー!」「わぁー!」っと大きな歓声が上がっていました。

まとめ

初めて間近で見た流鏑馬は、本当に迫力満点でかっこよかったです!お客さんたちも盛り上がり、その一体感も楽しめました。下村加茂神社も、周りを田園に囲まれて、杉の木の間を風が通り抜けるとても気持ちの良い場所でしたよ。

流鏑馬を良い場所で見ようとすると、13時頃には会場に行って場所取りをしたほうがいいようです。5月の富山は天気が良くても少し肌寒いので、羽織るものがあると待ち時間も快適に過ごせそうですね。神社脇の参道には、いくつか屋台も出ていて地元の子どもたちで賑わっていました。

「やんさんま祭り」は来年も5月4日に開催されます。迫力の流鏑馬を見に、ぜひ足を運んでみてくださいね!

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yuki
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石川県在住、写真好きのwebライター。