お祭りレポート

【山梨県甲州市】地域に根ざした小正月のお祭り!「道祖神祭り」に行ってきました!

山梨県甲州市に移住した4年前から参加しています。地域に根ざした昔から続くお祭りです。地元の人たちにとっては、毎年近所の人たちと顔を合わせる大切なコミュニケーションの場となっています。

2019年1月に開催された道祖神祭りのレポート(体験談)をお届けします。

山梨県甲州市について

山梨県甲州市はぶどうとももを代表とする果樹栽培と観光農園が盛んな地域です。都心から電車で1時間半ほどの場所にあり、産地ならではのいろいろな品種が楽しめます。

また、日本最大のワインの産地でもあり、ワイナリー巡りも楽しめます。

道祖神祭りについて

■名称:道祖神祭り
■場所:山梨県甲州市内各地
■開催日:2019年1月14日(月) 15:00~19:00頃
■最寄り:中央線勝沼ぶどう郷駅から車で約5分~20分

「道祖神祭り」とは、小正月に道祖神を祀る行事のことです。

道祖神は日本の民間信仰の一つで、道路の分かれ道や集落の境などに石碑、丸石、男女和合の神像などの石造物が祀られています。旅行安全、防災、縁結び、子供の神さまとして、信仰されています。

甲州市のある山梨県では、丸石を祀ったものが多いです。毎年小正月の1月14日にお祭りが行われます。

当日までに、道祖神場にお小屋や、オヤマタテ(お山立て)、やなぎ、御幣を作ってお祭りの準備をします。当日は、お小屋に火をつけて燃やします。【どんど焼き】と呼ばれ、大人から子供まで一緒に火を囲んで語らいます。

祭りの見どころ

道祖神の数だけある!お小屋の形

小正月が近づいてくると、市内の各道祖神場にお小屋や、オヤマタテ(お山立て)、御幣ややなぎが飾られます。

お小屋は、果樹の剪定した枝や、竹、スギ、ヒノキ、藁などで作られます。お小屋とは神様が宿る場所で、昔はお小屋の中で一晩語り明かしたそうです。

形や大きさは道祖神ごとに異なり、お神輿のような形をしたものや、円錐の形をしたものなどさまざまです。道祖神場は、お祭り当日まで飾られているので、それらを見てまわるのもおすすめです。

写真のお小屋は約1トンもの重さになり、成人男性が約16人で担ぎます。この大きさはお小屋の中でもかなり大きい方です。

この写真はオヤマタテ(お山立て)と呼ばれ、青竹に色とりどりの紙で作るオコンブクロ(お金袋)やヤナギ垂れなどの飾りをつけたものです。

どんど焼きで豊作祈願と無病息災

お祭りの当日は、お小屋と、各家庭から持ち寄った正月飾を燃やし、その年の豊作や健康を願います。

残り火でだんごを焼き、そのだんごを食べると、風邪を引かないといわれています。焼いただんごを持ち帰り、砂糖醤油や、あんこをつけて食べるのも「道祖神祭り」の楽しみの一つです。

世代を超えたコミュニケーションの場

お祭り当日は地域の大人から子どもまで、いろんな世代が集まります。

生活スタイルが変わり、いまは昔に比べて地域の人たちと会う機会が減ってしまいました。そのため、「道祖神祭り」が地域の人と顔を合わせる大切なコミュニケーションの場になっていると感じます。

お祭りに来ていた近所のおばちゃんが「最近子どもが増えたじゃんね~」と嬉しそう言っていました。地区によっては、「道祖神祭り」の際に、結婚や出産の報告をするそうです。

まとめ

山梨県甲州市に昔から地域に根付いている「道祖神祭り」を紹介してきました。

民間信仰の一つであるだけに、「道祖神祭り」はその時代の人々の暮らしと深く関わっています。昔ほどの華やかさはないかもしれませんが、いまの地域の人たちの生活にあったスタイルで脈々と続いています。

大人から子どもまで一緒になって楽しめるのが「道祖神祭り」の魅力です。

果樹シーズンの甲州市はもちろんおすすめですが、小正月の「道祖神祭り」の時期も、ぜひ足をお運びください。お小屋の見学会を開催している地域もあります。詳しくは甲州市のホームページをご覧ください。

山梨県甲州市移住情報

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yama
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香川県出身。2015年に山梨県甲州市に移住。2児の子育てに奮闘しながら、県内の魅力スポットを紹介しているフリーライター。